オトナ女子の切りっぱなし。
169日目です。
ばっさりカットの切りっぱなしボブ。
皆さまどうカットしているでしょうか?
このスタイルももちろん骨格を3つにわけて考えるスタイルに入ります。
ショートのレイヤースタイルでも、解説しているのでそちらも合わせて参考にしてみてください。
今回の外ハネボブでお伝えしたい所。
それは
- 顔まわり
です。
題名通り切りっぱなしボブではなく
「オトナの」切りっぱなしボブを作る部分ですね。
よく、新規の方で切りっぱなしスタイルで以前切られてお店に来たりする方が多いんですが、その時
「伸びてきて重くてもう飽きたんですー」
とか
「わたしには扱いづらくて」
とか
スタイルが決まらないと悩んでいる人が多い人がいるんですが
お店に来店して、嫌な切りっぱなしになってるなー
って思う人の共通点があったんです。
やだなーこわいなーと思って、サイドを見てみる。
耳周りかなーなんでこんな野暮ったいんだろなーってスーーーっと、顔まわりに回り込む…
うわっっ!!
そうなんです…だっさい切りっぱなしは大体
みんな、長いんですよ…
顔まわりが。
そして、わざと残していないんですね。
切り取ろうにも切れない状態になっている。
そんなオーラが毛先から感じるんですよ…
では何故,長いのか。
それは骨格の切り替わりがキーワードになります。
まっすぐとき降ろされてカットされた感じだと、赤↓のようになりますね。
そうすると必然的、顔まわりってまっすぐとき下ろせないんですよね。
だいたいベーシックでも少し、黄色矢印のように手前側に引いていたりするかと思います。
お客様の顔に濡れた髪をくっつけるわけにいきませんし、顔まわり部分、特にイヤトゥーから前は繊細です。
長さを残しておく、という部分でも少し引いて切ったりします。
この自分で「後ろに引いて切っている感覚」
がある人は大丈夫なのですが、ない人は要注意。
その引いた分だけ、髪の毛が長く残ることを意識しましょう。頭は丸い。
いやいや、ちゃんとやってますから!まっすぐ意識してますわそんなん!
って方にもう一つ。
上から頭を見た時の、この空間です。
後ろはあまり関係ないですが、サイド〜顔まわりに入る時の最後に頭の入り込みがあります。
この少しの隙間。
この空間で引っ張られた毛先たちは微妙〜に長くなります。
けど本人的には、ふつうにまっすぐ切れてる感覚。
スタイリングして終了。
2週間後…
やりづらい…
ナンカヘン…
となるわけです。
なので僕は、顔まわり最後の入り込み部分をカットします。
レングス部分は、切ってしまうと長さ変わってしまうので気をつけてください。
この顔まわり一線〜二線部分だけ、顔まわりにレイヤーを入れることによって、切りっぱなしのライン感を崩さず、顔まわりの柔らかい、動きのあるオトナ切りっぱなしボブになるわけです。
ここの処理、ここの一手間ができると、周りと差がつく切りっぱなしが作れますし、新規の方あにとっては痒いとこに手が届いた!という感覚になるかとおもいます。
是非、日々のサロンワークにプラスしてみてください。
いや、
兄さん切ってくださいよ!
な、方。
そして、カットしながら教えてくれや!
って方。
こちらからどぞ
お待ちしております。
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