162日目、二つに分けて考えるメンズカット。
今回はバーバー的スタイルから美容室的なスタイリングへの変化です。
僕の考えなのですが、バーバー的なかっこよさって
タイトさ
だと思うんですよね。
横にピチッと。
パートラインで分けるスタイルでしっかり刈り上げているスタイルから
「気分変えたくて、伸ばしたいなぁ」
なんて方が来た時、みなさんはどうしますでしょうか?
前回来店時です。
この状態から数ヶ月。
もっさりしましたねぇ。
いつもであれば、このようにパートラインで分けて、ゴールを作ってグラデーションで刈り上げ、サイドをタイトにしてバーバー的なカットにして男らしさ抜群でいくのですが、今回は伸ばして
こういうのにしていきたいんです。
なので、ある程度まではトップ伸ばしますが、これくらい伸びてきたら次はサイドを伸ばしていきたいと思います。
「二つに分けて考えるメンズカット」
としている以上、当然切り分けは骨格切り替わり部分。
その変更はないのですが、今回は
ここを伸ばしていきたいのです。
なので
こうなります。
ゴール設定自体低く、ロウフェイド的な位置で刈り上げを作っていきます。
トップからの毛先の落ち位置を、下の土台の刈り上げの毛がキャッチできるような、毛流れで動いた時に、馴染むようなウエイトにしなければなりません。
この時、どちらかというと美容師的な2ブロックライン の位置で作ってあげていくと、綺麗に決まります。
低い位置でしっかりフェイドして、綺麗に整えた状態。
この土台があれば、ここまままた伸ばしていくことができます。
逆にパートライン部分までしっかり刈り込んでしまうと、トップの毛先の落ち位置が短い毛の部分きなってしまい、パカパカ河童のように浮いてしまうのです。
毛先の落ち位置とウエイトの設定は
とっっっても大切だと思います。
ナチュラルに仕上げて伸ばしていきたいのであれば、この設定がこの長さから伸ばしていくときのポイントになります。
バーバー的なカットから美容師的なカットへ。
その逆ももちろんあります。
二つの特徴を掴んで、いいとこ取りできると
メンズカットの幅はとても広がっていくかと思います。
是非試してみてください。
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