160日目。
お客様スタイルから。
今回はほとんどトップは触ってません。
伸ばしかけさんにも
二つに分けて考えるメンズカット。
使えます。
ビフォースタイル。
パートラインで分けて、刈っていきます。
この時ハチ部分を跨いでいるのは、つなぎの部分になるからです。
少し直毛気味の方や、張りの強い方などは綺麗に2ブロックライン で分けてしまったり、パートラインまで刈り込んでしまうと跳ねる原因になります。
残す毛は骨格切り替わり上のトップ部分。
ハチマワリの部分はハサミで、なじみのいいようにつなぎを作っています。
二つに分けて考えるとは言っていますが、細かくいうと
トップ、刈り上げ。
その間をジョイントするつなぎの部分が存在するという感じです。
この繋ぎがあることで、特にアジア人に対してバチっと決まったスタイルが作れるかと思います。
そしてゴールを決めて、アタッチメント無しから作っていきます。
ここから
6mm、3mmが入った状態
層になっているのがわかるかと思います。
前回に引き続き、この層を削ってグラデーションにしていきます。
そして繋ぎ部分をカットしていきます
この時に、骨格の凹み部分の処理も大事のなってきます。
黄色が出ている場所。
赤が凹んでいる場所です。
単純に同じ長さでも、出ているところは短くなり、凹んでいる場所は髪の毛は長く残ります。
濃淡を揃えるためには、この凹みの部分をしっかりカットできるどうか。が大事だと考えています。
骨格の凹みの部分には、必ず強い毛流れ。又は毛穴の変形が発生しています。
なので、通常の運行でコームの移動や、バリカンの移動ではカットできないゾーンがでてきます。
この生え方(この場合は個人差あります)に対して、逆らって歯を進行させ、しっかり毛を掴み取ってカットできると、仕上がりがまだらにならず、きれいなグラデーションが完成します。
頭の形も綺麗で、毛が細い方でもしっかり仕上げられるようになります。
骨格の凹みは、女性のカットにも大変重要になってくる考え方です。
わかりやすい、フェードスタイルから考えて取り入れてみてください。
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