2ブロックライン で分けるショートヘア【155時間目】

155日目は2ブロックラインで分けて作るショートヘアです。

今回バッサリさんでした。
ブリーチ履歴有りで、バッサリ生きたいとのことでした。
髪質は細めで、癖あり。
ほんとにいい毛質です。

ただいい毛質過ぎていつも「同じ」髪型になってしまうのも、悩み。

最近の気分はタイトなショート。
簡単な言葉で言うと、おにぎりっぽくないショート。
タイトに作り込みたいですね。

耳後ろで分けて、ディスコネクトでカットしていくのですが、この時に切り始めのポイントとして、盆の窪部分(一番出ているところ)の長さを決めてからカットするのが大事です。

単純にしたからカットしなきゃなんて言って1線目から大真面目にカットはせず、ネープデザインの肝となる青い丸で囲った部分から長さを決めていきます。

そうすることによってみつ襟などの襟の処理がより自然に。毛流れを残したままタイトなデザインにできます。

耳した部分で決めたように、重なってくるトップの部分でも大事なのは、デザインの肝となる部分からレングス設定をイメージしてカットしていきます。

この時に、下の方の毛きれねーじゃん!!

ってなるんですが、ここ。
あとで全部回収されるんで気にしなくて大丈夫です。(次回は写真撮っときます…)

一通り完成したのち、2ブロックライン で分けて、
長さを変えずに
レイヤーを入れていきます。

ここで長さを司る部分をカットしてしまうと、全て台無しになってしまうので気をつけましょう。

こうして切りとられたスタイルは、横へのボリュームがなく、セニングなどで量を撮っただけでは出せないタイト感が出せます。
顔まわりを少しカットしてあげて。
ハイライトとも相性バッチリです。

少しカットの手順など見直してみて、イメージ直結型で切ってみても、新たな角度から発見があり楽しいと思います。

是非試してみてください。

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