154日目。
二つに分けて考えるメンズカット。
今回はやや直毛気味の方でのビジネススタイルです。
針金のように直毛まではいきませんが、やや張りにある毛質でした。
こう言ったお客様の場合はクセ以外に、毛流れも大事です。
耳に当たって跳ねていたり、つむじから割れやすく、ふつうに切ってしまうと、サイドが跳ねやすい毛流れでした。
こういう型の場合は、ノーテンションでしっかりグラデーションを作ってあげないと、時間が経ったときにスタイリングがしずらいという感じになってしまいます。
パートラインで分けとった上にトップの毛は別で考え、2ブロックライン で分けた間の部分。
青い車線の部分でしっかり上の毛をキャッチする毛流れを残しておくことが大事です。
この部分を刈り込んだり、頭の丸みに添いすぎてかとしたりしてしまうと、浮きやすく、パカパカした感じの髪型になります。
施術後。
ウエイトの位置は2ブロックライン なのですが、ハチマワリの切り込みがしっかりあるかと思います。
直毛さんや、毛がはりやすい人がおおい日本人。
髪質の他に、毛流れも意識することによって、刈り上げのゴール設定の迷いがなくなるかと思います。
試してみてください。
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