2ブロックラインで作るショートヘア【151時間目】

今日から151日目突入です。

これからはもっとあげるスタイルを限定して、詳しく伝えていければいいかなと思います。

僕が提案するスタイル
  • 三つに分けて考えるカット
  • 二つに分けて考えるメンズカット
  • 2ブロックラインで分けて考えるショートヘア
  • ネープデザイン
をメインにお話できたらと思います。
それぞれ、カテゴリ分けして保存するので、気になる場所がある人は覗いてみてください。

そんな今日は
【2ブロックライン で分けるショートヘア】
ちなみにビフォー
結んでたといえば爆発してます(友人で許可取り済みです)笑
ここからばっさりカットしていきます。

今回改めてカットしていて、改めて重みを取る上でのポイントあるなと思った場所があるのでそこをアップします。

スタートは耳後ろで分けてまず
普通にショートスタイルを作ります。

なぜ最初から2ブロックラインで作らないかというと、柔らかさが欲しいからです。
メンズと違い女性はやっぱショートでも柔らかさが必要なんじゃないかなと考えています。

そんなん時に全体にふんわりとしたカットのベースを作った上で、必要のない重みを切り取る。
そんなイメージで作れると、雰囲気を崩さずのタイトに仕上げれるよと考えています。


それともう一つ、女性ショートスタイルはトップの毛が長いことの方が多いので、最初から2ブロックラインで分けて切ってしまうと、上と下のバランスを設定しずらいという面もあり、普段のサロンワークの状況も考えても、失敗のリスクが無い方が現実味があるので、このやり方が
一番イメージを作りつつ、効果的なカットができる
と考えています。


耳したネープ部分は後で刈り上げるのですが、盆の窪上付近から骨が出てるところを基準に自然な毛流れがでる、毛を残してそれに合わせてスライスを作ってカットします。

その上部分(黄色)も同様に、後頭部出ているところからの落ちる毛のイメージに対してスタイルを決めていきます。

タイトなシルエットにしたいのと、最終的に2ブロックラインで切り分けるのでややきつめに設定して取りこぼしがあっても後で回収できますので、ここでのイメージは毛先の動きだけ考えてカットしています。

そして一通り切り終わったあと、2ブロックラインで分け、レイヤー個別に入れていきます。
ここで切り終わった時、ある重みが邪魔をするんです。
耳後ろ。



ここですね。
単純に量が多いから梳く。ではなく、ここにも個別に隠しレイヤーみたいにカットを入れれると、厚みが一気に取れます。
ここです。
こんな感じで。
黄色い部分はカットしません
黄色い部分はを切ってしまうと長さをカットしてしまうので、絶対に切ってはいけます。

ここでは、そこに溜まる厚みを撮りたいので、角を取るように厚みを取ります。
耳後ろの厚みがなくなり、無駄なセニングが入らないのでスタイリングの時にパサツキなども抑えられます。


是非参考にしてみてください。

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