149日目はパーマスタイルです。
長めのスタイルで動きが出るパーマです。
パーマはあくまでカットがベースになります。
カットでこの「動き」を出すカットをしなければなりません。
サイドから見たときの顔まわり部分、前髪からサイドにつながる部分を少し角取り程度に切ってあげると、パーマをかけたときに柔らかい印象になります。
今回は2ブロックで刈り上げ。上の毛は乗せる感じで、もともとクセがあるのでクセではない動きが欲しいとのことでした。
この方がバンドをやっているなんていう背景からも、こういう動きのあるスタイルが、ステージに立っていてかっこいいんじゃないかなーなんて思ったりしてカットしています。
そうすることによって、最低限の手数でパーマかけれるし、失敗も少ないかと思います。
僕のパーマの基本形はパーパスですが、眺めスタイルの時は後ろをレンガ巻きにしたりします。
つむじ周りは一つ小さい径にして、割れやすい部分をカバーします。
サイドは斜めに巻くことによって、ハチ部分の膨らみを抑えます。
この緑の丸の部分をスパイラルで巻きます。
毛先を少し外して緩くしましょう。
前髪は前からヒラ巻きでやることによってナチュラルさを残します。
こんなとこだけ、スパイラル?
浮いちゃわない?
なんてなるかもしれませんが、常にベースがカットから考えているので分離しません。
(あくまでゆるいスパイラル)
そして、このヘアスタイルの形を作る部分って
この青いシカクで囲った部分だと思うのです、髪の毛もここが長くなってますね。
後はつなぎみたいなもんです。
なので大真面目に全てしっかりかけなくても、メインになる部分、スタイルを作り出す部分を見極めてポイントで作れると、かかりすぎも防止できますし、自宅でのケアが簡単なスタイルができます。
自分の作るヘアスタイルのメインの場所をどこか。
それを大事に作るパーマスタイルは
とてもシンプルで完成できます。
是非試してみてください。
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