116日目。
メンズの隠し味で、ディスコネクトカットを使ったスタイルです。
中々少ないかと思いますが、骨格で分けてカットができていると、とても簡単に目指す形を作ることができます。
例えばこのスタイル。
ビフォー写真です。
圧倒的に形が変わっていると思いますが、カットのみです。
黄色はスライスです。
斜めスライスでカットしていくことによって
つむじ周りや、後頭部の毛が生き残ります。
メンズスタイルで一番ダサいのは後頭部が潰れてること。
歪な骨格が多い日本人の頭にはこうした「残す」カットが必要です。
そして赤い部分。
フェイドスタイルなどで刈り上げる時、きれいなグラデーションを保つために、設定した長さより短い設定で刈り込む骨格の凹みがある部分です。
ここの部分は生えグセが強かったり、首に沿って生えたりするので全体の印象を崩します。
ビフォー写真でいうこの部分です。
この部分をディスコネクトで切り分けることによって、動きがあり、長さを残し、形のいいスタイルが出来上がります。
今回のスタイルのポイントは耳後ろから覗く毛です。
キャップなどかぶった時に出て欲しい部分ですね。
この後ろからの跳ねる動きを出す為にもこの部分の毛の長さは残す必要があります。
そして盆の窪部分を前下がりののスライスでカットすることによって、間延びせず、ウエイトの位置があがり、締まった丸いスタイルなります。
ディスコネクトでカットする。
骨格を理解して切り分けることができると、
「残す」カットができるようになります。
この残すカットは、満遍なく切りカットより
短時間で効果的なスタイルを作れる武器になるかと思います。
自分のイメージに直結できるカットのやり方かと思います。
是非試してみてください。
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