114日目。
メンズスタイルです。
メンズも襟足
ってことで襟足のフェイドについてやっていきたいと思います。
施術前です。
一ヶ月半くらいたっています。
施術後。
バチっときめた中にもナチュラル差を残しています。
僕はいつも刈り上げや、フェイドスタイルを作るときは
二つに分けて考えるカット
と
刈り上げのメインゾーン
そ考えて
施術します。
骨格で上下で分けたときに、上と下の組み合わせでメンズスタイル作れますよって話です。
そして
刈り上げのメインというのは「長さ」です。
今回の場合
これを
これにしたいので
メインの刈り上げの長さになるのは
地肌が透けない6mmで設定します。
6mmがメインとなる刈り上げに対し、低い位置でフェイドを入れたいので、それより短い3mmで作っていきます。
その間をグラデーションで埋めていきこのナチュラルな感じでもスッキリしたフェイドスタイルを作ります。
そして
青い部分。
ここをその3mmで作った刈り上げより短い長さ設定でグラデーションを作ることによって
自然なグラデーション
ムラのないグラデーションが作れます。
盆の窪下などの部分は更に角度がついていたり、骨格の凹みが多い部分です。
同じ長さで毛を刈った場合、凹み部分は長くなりますよね?
これがムラなどにつながります。
この部分はネープ、耳周り、もみあげにも通じて言えます。
この部分をこだわり、設定している長さより短い長さでグラデーションを作ることのよって綺麗なフェイドが作れるようになります。
逆にいうと、最初の時点でそれを計算して全体のイメージを作り、刈り上げの長さ設定をして切り始めることが大事です。
たかがネープかもしれませんが、この部分の凹みや、毛流に気づけると、先日あげました女性のショートスタイルのネープや、
切りっぱなしのボブの盆の窪周りの処理に応用できます。
まずはメンズカットから是非試してみてください。
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