ショートは襟足。
113日目はショートスタイルです。
前下がりのショートも、切りっぱなしのショートも、ふわっとボブも襟足が大事です。
襟足のデザインが狙ってできるようになると
スタイルの幅が一気に広がります。
施術前です。
だいぶ伸び切ってしまって膨らんでるスタイルです。
施術後。
2ブロックラインで切り分けているのですがそこらへんは、今日は置いといて、襟足部分に注目したいと思います。
角度きつめ前下がりのラインで耳したディスコネクトでカットしたいるんですが、一番肝になるのが一番最初のスライスのさらに下の部分です。
こういう感じで切っていったときに、邪魔になってくるものって頸や、みつ襟の毛達ですね
ここを習ったとおりにRシェイプで
とか
トリマーで
とかでカットしてしまうと、生えグセやくせによっては
すっごい硬い襟足や、刈り上げないと収集つかいない髪型になってしまうことがあります。
そのときに考えることは
いかに襟のギリギリのラインを柔らかく見せるか
ということです。
ここの部分を自然に見せれると仕上がりがグンと変わるかと思います。
ここの部分というのは骨格の凹みがあったり、くびれがあり
こいつらは「指で挟むだけ」でリフトされてしまうのです。
目線のオンベースはこの部分に関してはだいぶリフトされてる状態だったりします。
結果、切り残され、拾えなくて地肌に近いところでカットした結果
ラインが出る
という流れになってしまいます。
せっかく襟以外を柔らかくカットしても
最後の最後でここに悩まされたり、スタイルが台無しになる方が多いイメージがあります。
そのときにはそのライン感が出て欲しくない部分を
上の毛と同じように柔らかく切れればいいわけです。
指でリフトして切り残ってしまうのであれば、指より細い何かで掬い上げればいいのです。
そうです
コームです。
このコームを前下がりのライン0線目な感じでもう一つスライスとして作ってカットすることによって、とても自然な毛流れのある襟足が作れます。
このキイロのラインです。
普通のカットでは登場しなかったスライスをコームで拾って前下がりのラインで作りカットするのです。
今まで襟足で悩まされたかた。
是非試してみてください。
ネープデザインの幅が一気に広がります。
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