ハイライトのその後【104時間目】

104日目のブログは
ハイライト。その後。
です。

たっくさん街に溢れているハイライト。
皆さん色々な工夫をしているかと思います。

色が綺麗にのるといいよね。
って
感じなんですが、
僕が一番大事にしたいのは
「抜けた後の状態」
です。

どんなにいい色でも退色します。
黄色になります。
明るくなります。

「その時染めに来てくださいねー」

もし「その時」染めに来れなかったらどうでしょうか?

子供が熱を出したらもちろん行けません
仕事が休めない
いつでもきてくださいと言う割には予約埋まってていきたい時行けない
....

そんなこんなで
「その時」を逃す人はたくさんいるかと思います。

いやでもきてしまう「その時」をカバーしてあげるために必要なものは、スタイルに対して、骨格に対してハイライトを入れていくと言うことだと思います。

骨格をアンダー、ミドル、トップに分けたときのトップ部分には極細ハイライト、ハチ周りには通常のチップ。
ミドルなどにはスタイルに応じてバレイアージュなど入れていきます。
だいぶ色が抜けていますし、十分明るいんですが笑笑

アポロみたいに別れることもなく
赤茶など嫌な色味も少ないかと思います。

1回目の施術で
これくらいまで退色を落ち着かせれるといいのでは、と思います。

1回目の施術の時は紫シャンプーなどを使いました。
そして、ラベンダーやバイオレット系の薬剤を使い、退色時の色抜けも考慮してカラーします。

ブリーチを毎回やらず、間をカラーのみで楽しむことを考えると、初回はしっかり色を乗せてあげるような感じがいいかと思います。

そして数ヶ月
その時を過ぎた毛先ですが、初回ブリーチにしては
まだ嫌な色味が少ないかと思います。

そしてこうなったら
こっちのもんだと言わんばかりに、カラーを楽しめるようになるかと思います。

カラーをし
次回来店時にまた退色で、根元があき過ぎたらハイライト。
また毛先は残るようにカットして、次回来店時にはしっかりカットして入れなおしましょう

なんていう、その後を考えたスタイル提案もたくさんできるようになります。

若いお客様だけがくる中心地ではなく、リアルなライフスタイルを大事にするお客様が多い、地域密着店だからこそ提案できる引き出しがたくさんあるかと思います。

ハイライトスタイル。

明るくするだけでは終わらない。
お客様と美容師をつなぎ続けることができる大事なスタイルだと思います。

キャラデコミュゼリア
中間 7ミントアッシュ:5N(10%)スロウカラーホワイト(10%)  OX2%

毛先 残液に9n:クリア 5:1 OX2%



是非試してみてください。

HAIR.com

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