お客様スタイル。
ワンレングスのミディアムスタイルです。
この長さは、肩に当たったり、跳ねたりして柔らかく仕上げずらい長さになります。
伸ばしかけの人にはやっかいな時期で。
もうセットできない!
なんて肩に当たらない長さで切っちゃう方も多いかと思います。
しっかりイングラをつけたりすることによって違う
セットは必須になりますが、やわらかいふわっとしたスタイルができます。
お客様提案として
- セット(アイロンやコテ)をする
- スタイリング剤やアウトバス系のものを使う
という条件はありますがミディアムスタイルを楽しめるような髪型にできます。
もちろん髪質によってハンドブローだけでもしっかりまとまるのを作れる人もいます。
写真のように「ふわっと」としたスタイルを作るときはスタイリングが必要かと思います。
ここで一番大事にしなければいけないのは
【スタイリングしなければできない】髪型ではなく
【スタイリングをすることによって「より」理想に近づく】
ということです。
両者では同じスタイリングが必要なカットでも考え方が全く違います。
普段の生活で本当にお客様が必要としているのは後者ではないでしょうか。
髪を「切ってから」が大事なのです。
そのために、やりやすいベースを作ってあげるというのもこちらの仕事の1つかなとおもいます。
それは、ワンレンベースで切った時にアウトラインを落ち位置でフリーハンドできるか、あげて柔らかくするか。
(このスタイルはフリーハンドです)
トップにレイヤーをどれくらい入れるか
(今回はトップに45度にあげた角取り程度のレイヤー。ミドル部分地面と平行に吹き出したレイヤー[柔らかさがでます]が入っています)
そして顔まわりにレイヤーを個別で入れることによって「動き」が生まれます。
女性のスタイルのほとんどが顔まわりできまるといってもいいくらいだと思っています。
そして差をつけれるのも顔まわり。
バングス切り分け部分から耳まで生えグセが前に向いているところをわけとり、入れたい部分でレイヤーを入れていきます。
イヤツーではなく、顔まわりのみレイヤーを入れることによってアウトラインを崩さず雰囲気が出せるのでおすすめです。
是非やってみてください。
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