93日目もネープデザイン。
最近教える機会が多いのですが、やってて思ったことがあったんですが
やっぱり襟足って大事ってことです。
メンズの襟足については以前あげました。
他にも
女性のショートスタイルでの襟足のパターンなども書いていました。
書いてみて、実際サロンワークをして、教えて…
わかったことは本当に襟足って大事です。笑
ネープデザインが上手い人はトータルにバランスだったりウエイトの設定など上手なんでは無いかなと思います。
襟足って
- 骨格の凹み
- 角度がついていて目線を下げないと正確にきれない
- 生えグセが強い
- クセが強い
- はねる
- おさまらない
- 髪質が硬い。又は細い
- うねる
- 逆に直毛
- 頭蓋骨の影響もろにでる
- 盆の窪がある
- 耳後ろの骨の出っ張りからのつながり
みつえり部分でグラデーションを作った襟足
うなじグラデーション
と書ききれないくらい課題ありますよね?
カットする上で大事なものがぎゅっ!!っとコンパクトになっているのが襟足だと思います。
襟足を制すものはカットを制す
的な。
盆の窪の繋がりからや、ウエイト設定など…
襟足の長さだけを切るのではなく、自然と全体のウエイトや、ヘアスタイルとしてのバランスを意識してカットしてると思うんですね。
そしてさらにいうと、そのイメージや、バランス感覚をつかもうとという意識がない人は
ここに目がいかないので、曖昧になります。
そうすると、メンズでは線の入ったような仕上がりにされたり、女性では刈り上げられたり、余分な毛だけ切られ硬い印象のショートスタイルになったりするわけです。
僕はメンズカットなどはトップからイメージを作って切っていくのですが、ただ単純に習ったからといって襟足からカットなどしていると、結局全体のイメージ像がぶれやすく、中途半端な長さ設定などになってしまい、切り直すことになったりします。
襟足を綺麗切れたり
襟足にデザインを作り込める
それができるということは全体のスタイルイメージがしっかりある
骨格の入り込みなどの理解が強い
結果カウンセリング時にしっかりとした対応ができる
フィニッシュワーク時のスタイルが決まる
お客様としっかり共通イメージで終われる
たった襟足の話なのですが、
縁の下の力持ちや
黒子のように
日を当たることのない、バングさんやトップくんという主役の影に隠れた襟足くん。
一度こだわってみていいのではないでしょうか?
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