アタッチメント無しからのフェイドスタイル【87時間目】

アタッチメント無しからのフェイドスタイルです。

短いので難しいイメージがあるかもしれませんが、大事なのは骨格の切り分けと、イメージ設定です。
この施術前の時点でどれくらいの幅でグラデーションを作っていくかを決め、そしてそれを途中でブレさせないことが大事です。

今回の場合は
こうです。
本当ならもっとウエイト高くてもいいのですが、この位置になった理由としては
  • ど直毛
  • 後頭部が出がち
  • 毛が跳ねる
という三つの理由から、ウエイトを少し低くして、骨格に馴染むようにしました。

直毛の方は特にノーテンションが大事で
そり返してコーミングしたり、力が入りすぎてしまうと乾かした時に「えっ…」てなります。
このハチ部分を跳ねさせない為に、意識して切ることが大事です。

パートラインで分けたトップの毛は残し、2ブロックライン上から繋がってくようなイメージです。
パートライン部分から刈り上げのゴールを作り、それに向かって作っていきます。

アタッチメント無し、3mm、6mmとグラデーションで、最後はハサミで作っていくいきます。

そして1.5mm、4.5mmのアタッチメント使い、アタッチメント無しと3mmの間にできたライン、3mmと6mmの間にできたラインをぼかしていきます。

塗り絵を塗るように
彫刻を掘るような気持ちでやってみてください。


アタッチメント無しからのフェイドカット
一度ハマるとやみつきですよ(やる方が)



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