前回はカットの時のイメージでしたが、実際のとこの切りっぱなしや外ハネスタイル切る時ってどうしてんの?
ていう話がでたので。
僕の中で外ハネスタイルを作るときに必要なものがあります
- 均一な量感
- 外に跳ねて動ける長さ(髪質、クセによって個人差がるかと思います。)
- 毛先の軽さ
簡単にまとめるとこの三つがキーワードになってくるにではないでしょうか。
まずは
均一な量感
です。
そもそも頭蓋骨というのは丸いですね。
丸いものから生えた毛をストン!っとまっすぐ落としてバツン!ときりそろえる為に何が必要かを考えます。
一番最初にクリアできるものはバツン!
アウトラインをフリーハンドで、又は落ち位置でリフトせずカットすればライン感が出せますね。
次に均一な量感。
これは簡単に言うと丸みのボブの逆をするイメージです。
ボリュームを出す部分は骨格わけした時のミドル部分にあたります。
そこの場所をタイトにできれば、切りっぱなしのアウトラインに対してタイトなミドル部分の毛が重なり、その上にトップの毛が来るのです。
その時にセニングで量を取ると言うこと出してしまうと、巻いて外ハネにした時にパサパサの毛が出現します。
なので、セニングで量を取る前に、骨格の凹みに対して個別にレイヤーをいれるということが大事になってきます。
一つ一つ毛束を作ってタイトにするようなイメージでレイヤーをいれていきます。
ミドル、アンダー部分で骨格から自然にできてしまう、丸みがある部分を削っていき、最後にセニングで量感調整をすることによって、毛先のパサつきなどがカバーできます。
結果これが
毛先の軽さ
にもつながります。
セニングを「使い過ぎない」ことで毛先に適度な軽さができ、巻いた時に綺麗な外ハネが実現できるかと思います。
そして何よりそれに伴う全体のイメージに対しての「長さ」が大事だと思います。
外にはねることができる長さが重要だと思うので、襟足の生えグセなどの状態を見極めて提案してあげることが大事だと思います。
皆さんはどう切っていますか??
サロンワークの足しにしてみてください
0コメント