ロングスタイルのバングカット。
今回はウエーブロングですが、前髪に注目して書いていきたいと思います。
ロングに時の前髪の取り方、皆様どうしているでしょうか?
大体は黒目の外側延長線上で三角形で分けとってカットするかと思いますが。
この黒目外側延長線上というのは、何故なのかっていうことなんですが。
これイコール骨格の切り替わりっていうことなんですね。
黒目のそのラインから骨格、毛穴の向きが外に向いているので、デザインを崩します。
毛流、生えグセなど見極める時、だいたいがこの「黒目の外側延長線上」で分けると治ります。
そして三角形頂点部分も上の図の角度の切り替わりです。
ここも毛流や毛穴の向きなどが関係してきます。
バングに幅を奥に増やしたところで思い前髪にならないのはこの為ですし、毛流や骨格のことを考えれば、危険なのは想像つくかと思います。
少し逸れましたが今回はロングの時の前髪の設定です。
ロングの場合、正規の幅(赤三角形)で取ると少し野暮ったい印象になると僕は思っていて
少し薄めで軽い動きがる方が僕は好きなので
緑三角形のように幅は同じですが奥行きを狭めて前髪を作ります。
そして端の毛(黄色三角形)。これが一番前髪で大事なところかと思います。
動きを出すにも、小顔に見せるにも、雰囲気を出すにもこれが命です。
バングから毛流がサイドに流れないところまでを端の毛の幅とし(ここで設定に幅があいまいなのは人によって本当に違うからです。ただ毛流れがサイドに流れていない毛。という決まりがあれば、根元を見てわかるの設定しやすいです)正面から顔見た時にハの字になるよう作るイメージでレイヤーを入れると顔まわりに柔らかい毛が落ちてきてグンと決まります。
この端の毛は短い前髪でもショートでも必要で
こrwがあるのとないのでは大違いです。
バングと全体部分をつなぐ繋ぎのような役割をします。
今回のバングに関しては、通常と頭の丸みを使ったラウンドの設定よりより角度のついたハの字にしたいので、カットをする時に
(後ろに立って前方に引き出した場合)
端の毛が長くなるようにカットの時点で、ハの時にハサミを入れます。
黄色ラインは一番短い毛、頬骨にかかる長さです。
そこのラインから端の毛が長くなるように切り込むと綺麗につながります。
真っ直ぐ切っても骨格の影響でラウンドになり端の毛は長くなるのですが、ロングの場合もっと先細りの、全体の髪のバランスで考えた時に長く繋がった方がいいのと、巻いた時に顔まわりに動きとして入ってきて欲しいので三角形に切ります。
より角度をつけたい、端のを残したいときは、ねじって切ります。
そうすることによって、地肌からの距離が生まれるにで必然的に恥が長くなります。
このように見た目で長く残す前髪ではなく、キチンとしたガイド(骨格)をベースにつくる前髪は、ロングでもショートでもその人に馴染んだ前髪となります。
頬骨は女性は隠したい人も多く、そこに毛の流れが乗ると小顔効果も抜群ですz
頬を起点に短くなると前髪感が生まれ長くなると全体に馴染むスタイルになるかと思います。
ここにも頬骨というガイドがあるので感覚ではなく、キチンとした土台をもとに施術ができると思います。
骨格で考えるバングカット、ぜひ試してみてください。
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