ブリーチ施術。少し昔とだいぶかわったように思えます。
少し前まではブリーチイコール派手なカラーというイメージがありましたが、今はとても自然なカラーもできるようになりました。
僕は極細ハイライト、グラデーション、バレイアージュをよく使いますが、その中でもバレイアージュで作るハイライトのベースとなる部分をお伝えしようかと思います。
今回のバレイアージュの場合は、ショートからミディアムくらいの長さでよく使います。
これくらいの長さのショートの方などは、ウィービングで動きを出すより、思いっきりバレイアージュでブリーチ量の多いハイライトを入れてあげると、短時間で効果的な施術ができると思います。
そしてある程度生活環境でカラーが自由な方など、ハイライト部分の比率が大きくなるので、変わった感などはとても出すことができます。
このスタイルの場合は2ブロック部分上部のみで十分に動きが出ます。
毛の重なりを考えればトップ部分のみでスタイルチェンジが可能です。
ボブベースのスタイルはアンダーミドルトップで分けた時、動きをつけるのがトップ部分であえうようにカラーの場合もその役割をします。
ミドル、アンダー、特にアンダー部分にカラーを入れたところで、作業効率イコール成果になりません。
トップメインで入れることによって、アンダーとの明度差が自然に生まれ、仕上がりのスタイルにもメリハリがうまれ、ショートなどは首が綺麗に見せることもできます。
ブリーチはスライスを取ってパネルで塗布していきます。
まず①でブリーチの欲しい幅で塗布します。
そして②ハケの裏側部分をつかって、または刷毛を縦にして境目をぼかします。(僕の場合は縦にしています。
そして③、ウィービングが足されるようなイメージではじに遅くブリーチを伸ばしていきます。
これがつなぎの役割をし、綺麗なグラデーションにつながります。
平行スライスだとぼてっとした印象になりますので、角度のついた縦気味の斜めスライスで毛の重なりをイメージしながら塗布します。(今回の場合はブリーチ量多めでということで塗布部分は多めにしてあります)
ホイルも使わず、短時間で変化がつけれますよ。
他のとこに色移りがきになる場合は
間にシートやラップを挟んだりします。
外国の美容室やではとてもよく見るので動画など参考にするといいと思います。
やはりカラーの場合でも骨格分け。
骨格の切り替わりを大事にします。
そして、骨格の切り替わりでこの髪の毛はどういう役割をするのか。が意識できていると無駄な施術がなくなり、時短になります。
ショートボブや、外ハネスタイルのカットの動きが少ないスタイルにオススメです。
カットの時点でこの毛がここに落ちてきて…仕上がりはどういうイメージで…
という感じでゴールを決めてブレない施術が一番の近道だと思います。
この時のカラーはブリーチではなく、カラー剤のみでつくっています。
13トーンでバレイアージュを作ってから
7トーンくらいで根元から中間部分、そしてバレイアージュで作ったつなぎの部分をオーバーラップして塗っています。
普段のカラーも骨格と塗布の仕方を変化するだけでとても新しいものになるかと思います。
ぜひ、試してみてください。
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