2つに分けて考えるメンズカット【45時間目】

メンズカット。
これはもう髪の見え方かわるかも。

すっごい簡単に考えて、2ブロックラインで分けた時の上と下の毛をどうするかで考えるとメンズカットの展開のやりやすさがグンとアップします。


ヘアカタログなどみて、たくさんの髪型があります、くるお客様もいろんな要望があります。

練習の時なども「この髪型はどうするんですか?これは?これは?」みたいな。

ここで一つ簡単に頭を見てみましょう。
2ブロックライン=骨格の切り替わり
ということです。
メンズカットをする際にわけとるライン。
2ブロックライン、パートラインなど…色々ありますが、基本的な部分で2ブロックライン(骨格の切り替わり)で髪型を見る。ということをするといいかと思います。

同じ2ブロックラインでわけとり、下が同じ長さだとしたら、結局上の髪の毛(黄色)がどう乗ってくるか、落ち位置などで雰囲気がきまります。

よくシチサンとセンター分け、毛流れのあるスタイルなど全部違う髪型だと思ってる方もも多いかと思うのですが、僕からすると全部同じです。
長さ設定、雰囲気を出す部分を変えてあるだけです
それは
  • トップの長さ
  • 骨格切り替わり下の毛の長さ


で変わるのと考えています。
刈り上げのベースの上にどういうスタイルの髪の毛を作るのか、
自然な毛流れの下のベースにトップをどうのせてくるのか?
それでメンズカットのスタイルに幅は広がると思います。

意外と美容師的なカットでおしゃれ坊主や、長めのスタイルをこの骨格の切り替わりで見れると、日本人特有のハチ周りの厚みもとれて綺麗なシルエット、メリハリのついたスタイル、骨格カバーになります
少し長めスタイルも下の土台に何をのせるか。

でカットが作れます。


2つにわけて考えて、シンプルに。


見方を変えればとても簡単に作ることができるかと思います。

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