カットとメガネ。
どうでもいいようで、メガネをかけている人からするとどうでもよくない問題。笑
メンズカットの時メガネをかけてる方ってたくさん来店すると思います。
単純に目が悪い方もいれば、オシャレでかけたい人。
僕は、メガネの耳にかかる部分、そこで髪の毛が押し出されもわっとなってう状態、だっさいなーっと思ってしまいます。
せっかく綺麗に切ってもそこで耳上が膨らんだように見えると全体的なシルエットがキマないなと。
結論から言うと、そこの部分だけもう一段階短くしましょうっていう話なんですが。
要は耳周り、もみあげ、それに伴い繋がってくる襟足の処理が大事ということですね。
パートライン(黄色線)で分け、ウエイトの位置は2ブロックライン(緑線)で設定します。
毛の生え方が地肌が見えやすい生え方の方なのと、くせ毛なので、長さ設定をしっかりしてあげないとイメージより短い印象になります。
今回の場合は、さらに赤線部分より下、ここの長さを一段階下げます。
6mmでスタートしたら3mm。
10mmでスタートしたなら6mmのように、全体のイメージ像、長さ設定が決まったらキワの部分はそれより短く設置してグラデーションを作っていきます。
黄色の丸は骨格が出てるところ、青丸は凹んでいるところです。
同じ長さ設定でも、この部分は出ているところは短く、凹みにところは長く残ります。
そしてここの部分や耳周りは毛流もきついので、しっかり毛流れを読んでハサミなりバリカンを入れてあげることが必要です。
安易に短い長さで入れると、線ができて仕上がりが最悪になります。
あくまでも最初に決めたイメージ像は崩さないようにするのが大事です。
毛の生え方が矢印ようになる場合、キワの部分は特に逆方向から刃をいたり、コームを入れていくことが大事です。
時に耳周りは濃く色が残りやすいのでここを綺麗に引き出して切れると綺麗なグラデーションが作れます。
眼鏡とカットのバランスと言いましたが、眼鏡なくても大事でしたね。笑
ここに一つのイメージを足すとしたら、メガネをかけた時を想像した長さ設定
ができると、とても似合わせカットになるかと思います。
眼鏡と顔と髪型のバランスで、少しいつもより短くしてあげることによって、いつもと違った印象のスタイルができるかもしれませんね。
僕の場合は眼鏡の方が来た時は、かける頻度や、スタイリングなど普段どう眼鏡と付き合ってるか聞いて、長さを決めたりします。
その提案一つで、普段の「いつものショート」が枝分かれし、「自分だけのショート」感が出てくると思います。
ぜひ、試してみてください。
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