カラーをする上で、みんなが嫌いなもの。
黄色味、赤味。
これがうまく消せるとカラーはとっても楽しくなります。
補色の関係。なんてものもみんなやっていると思います。
前回ハイライト履歴でブリーチ済みです。
二ヶ月ほど経って、だいぶベースの色味が出てきています。
ナカノのキャラデコミュゼリア。アッシュ系で染めているのですが、その中でもダルの色味を使用していました。
普通の考えで入ると、残留カラーやベースの色味を計算して、今残っている赤味を…という感じだと思いますが、今回でいうダルという色味。
この色味自体簡単に言うとグレーなのですが、色味を分解すると「赤」が使用されています。
これが意外と引っかかる時がある気がします。
単純に色自体とても綺麗な色なのですが、
地毛が赤味が強かったり、太めの毛質、硬めの毛質の方などに使用すると少し赤味が強くなる印象はあります。
それは、元々のその人の赤味もあるかと思いますが、カラーの色味に入っている「赤」がネックになる部分があるかと思います。
こんな時は新生部=OX6%を捨てても良いかと思います。
僕の場合、オキシの強さによるリフトで、地の赤さが出てしまうと思うのでOXは4.5%で使用します。
ハイライトやバレイアージュ、クラデーションカラーの最近のカラーの場合、ほとんど根元のリフトがあまり重要ではないと考えているからなのと、リフトされて赤味がでることを避けたいので6%を使用しない場合があります。
いつものカラー剤に何色が使用されているか。
そしてベースとなる毛質、カラー履歴。
補色の関係。塗布量。
そしてもう一度オキシのパーセントを考えてみてください。
これこそ今更聞かないし、話にもしないことかと思いますが、「意外と」変わります。
今よりよりもっとイメージしたカラーに近づけると思います。
明日からすぐ使えることなので、ぜひ試してみてください。
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