personal cut【39時間目】

パーソナルカット。
一人一人に色んな顔があります。

カットはただ髪を切るものだけではなく、その人の生活の中のどこに重点を置くかで仕上がりのスタイルが変わります。


彼は鉄道関係の仕事をしています。
僕が彼の仕事を知ったのは入客してからしばらく経ってからの話。

  • 服が好き
  • 丸メガネ多い
  • いつも短くしたい
  • ジェルをつける
  • ミリタリー系が好き


このキーワードで連想する髪型がいくつあるでしょうか?

一つ一つの項目に対して自分がどれだけのスタイルがパッと頭に浮かぶか。
それが大事だと思います。
そして、会話の中から消去法で思いついたスタイルを消して厳選していくのです。

大きいカテゴリからキーワード検索されるように、自分から提案するべきスタイルが絞られていきます。

刈り上げてください。
はい。

で終わる美容師であれば、ほかの店でも誰に切られても同じ価値です。

自分の提案に付加価値をつけていくことが大事です。
その人のライフスタイルに対して、髪型がどういう存在なのか。
それを知り、提案してあげることが自分に価値を感じてくれる「技術」の一つだと思います。

僕のお客様の中には仕事が何か知らないまま何年も切っている人もいます。
仕事がどういうことかというよりも、違うところでその人の大事にしているところが見えて、それに沿った髪型提案していたら気づいたら何年も仕事の話はしてない人もいます。笑

来た人がリラックスできてプラスになる場所、そして次の来店まで、気持ちよくスタイルを維持して、楽しめるものを提供できたら良いなと思いカウンセリングなどを意識しています。

今はSNSという最強のアイテムがあります。
インターネットを使えばヘアスタイルはいく通りも出てきます。

まずは好きなジャンルから、ヘアスタイルをたくさんみて、頭の中のストックを増やすことをおすすめします。

HAIR.com

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