Plus cut【38時間目】

昨日袖を通したアウター。
来週にあるイベント。
大切な人に会う明日。

髪型が決まってれば、服もバッチリ、イベントもばっちりって感じですね。
お客様が来店した時、満足させて帰宅していただくのはもちろんなのですが、僕の場合はその後。

次来るときまでにどういうその人が生活をしていくか。を考えてきっています。このことはこのブログでも散々書いていますが、それが一番伝えたいことかもしれません。

その人にとっての1日24時間という時間の中に髪を切るという行為がプラスなできごと、時間になるように意識して切っています。
【クセを生かしたスタイル】
だいぶストリートなスタイルですが、彼は20代、ビジネスマン。


そんな情報だけでは、このスタイルにはたどり着きません。

さらにパーソナルな部分を足していきます。
実家はアメリカ。
育った環境はもちろんですが、彼の職場は外国の方が多いらしく自由なスタイル。
そして、ブレイクダンサーとして活躍しているということです。


そんなパーソナルな部分が加わると
こんなスタイルもビタッとハマるのではないでしょうか。


そして「Kings whitout crowns」のメンバーでもあり、クリエイティブの塊な彼。

20代、会社員。
だけでは決して切れない髪型があります。
髪を切るという1時間という時間が。
その人にとって、一日のPlusに、次来店するまでのPlusになるような時間と提案ができて、それを感じてくれる施術ができるといいなと思います。

そして何より、それを提供し続けるためには自分自身がクリエイティブな生き方をしていないといけないと思います。

パーソナルな部分の話を聞くと、なんだ、彼が特殊だ。と思う人もいるかもしれません。
けれど、僕はそう思いません。
なぜなら、どんな人も色んな顔を持っていると考えているからです。
その顔が表舞台出てきていなくても、その人の中に様々な顔があるのです。

そこを引き出し、スタイルの幅を広げていくことができることが自分の価値へとつながる技術になると思います。


まずはいつものお客様から、スタイルチェンジの提案をきっかけに、試してみてください。

自分のとってとてもいい勉強になると思います。

HAIR.com

【今更聞けないカット論】 カットプロセス、カラーレシピなどなど、 20代後半〜30代、中堅幹部美容師さんの今更聞けない部分のお手伝いできることを願って。 メニュー欄からインスタグラム。 こちらのご予約ページでは、フリーランスの予約のみです。お問い合わせも合わせてよろしくお願いします。

0コメント

  • 1000 / 1000