顔まわりを切る【22時間目】

今回は、顔まわりを切る。
ということですが、女性のスタイルで一番のキモといってもいい顔まわり、とても難しいですし、とても緊張しますね。笑
ですが、ここにバリエーションが増えると、女性のスタイルがとっても幅が広がって楽しくなります。

たくさんある中で、今回は切りっぱなしスタイルの時の顔まわりちょびっとレイヤーです。
もはや隠し味です。
ですが、これがあるのと無いのではスタイリングしたあと、耳にかけた時、全く違う雰囲気になります。

あの人になりたいのに、なんか違うなぁ…

なんて思ってる方。

そういう風に切ってんだけど
なんかしっくりこねぇなぁ…


と思っている美容師さん。


答えは顔まわりにあります。


赤が前髪です。笑

黄色の部分が顔まわりの毛になってきます。
ここのわけ取り方でだいぶ印象が変わってきます。

顔まわりについて1つ、皆さまに伝えたいのは
やりたいように切ればいいじゃん
です。

あくまで骨格、毛流を理解したベースの上で。
とはなりますが、
ここら辺は身内(美容師じゃない人)からヒントをもらったりしました。
ここが短いとかわいい。
と思うのであれば、そこを短くしちゃえばいいのです。
ただ、そのときに
そこの髪の毛はどこから生えていて、どこに落ちるのか。
そこの落ち位置にくる髪の毛は一体どこから生えてきているのか
などがわかって切れると、とてもやりやすくなると思います。
顔周りのカットをイヤトゥで分けるのかどうかでも変わってきます。
僕は自身最近のスタイルは青部分。前髪エリアからの耳後ろまで斜めに直線で分けとった部分(絵がだいぶ剃り込み入ってますが気にしないでください)で前に引き出して切ることが多いです。

なぜそうなのか

そうすることによって、アウトラインをカットした時に作ったイメージを崩さずに顔まわりのみに動きを足せるからです
切りっぱなしのラインを崩さずに、動きを与える。
意外とこの顔周りの隠し味的レイヤーが、なんか違うって部分に当たると思います。

青が切りっぱなしライン、赤がバングのエリア。バングの端から耳後ろまでピット斜めに分けとったラインにレイヤーが入ると、こんな感じでいい雰囲気に。

隠し味的要素、ぜひ使ってみてください。

そして伝えて、チャレンジしてみてください。

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