真っ直ぐ下ろして、真っ直ぐ切る【17時間目】

今更聞けないワンレングス。
たくさんの考えや、理論などあるかと思いますが以前のブログ

それで書いていた、ベーシックな部分を書きたいと思います。
ワンレングスを切る時に一番大事にしていること。
それは【綺麗なボブ】が出来上がることでも、【かわいいボブ】が切れるようになりことでもありません。
僕たちが、一番課題として題している部分は
真っ直ぐ下ろして、真っ直ぐ切る
ということです。
結局これができれば、それらはできるのだと思います。

僕のワンレングスノートを引っ張り出してきました。笑

右下、そこにも当然書いてあります。
木の幹が枝分かれしていく為にはふっとい幹をつくらないといけませんね。
ワンレングスなんてほんと幹の部分になる存在、しっかりとしたコーミングができることが崩したスタイルに対応できるかと思います。


なで付けるコーミングではなく、ドアの蝶番にように、パタッと
折り返すコーミングで毛を持てると、あとは真っ直ぐ下ろすだけ。
これ、意外とできない人が多いです。
結局、手首を使って返すような癖がついていると、髪の毛が反るのでカットラインで毛先が跳ねたり、乾かした時にまとまらなかったり、狙ったイメージがつきずらいかと思います。
それとレイヤーや前下がりなど枝分かれしたスタイルに行った時にこれができるのと、できないのだと大きく違います。

これであとは肘をまっすぐひくだけです。
肘をまっすぐ引いた時に正対しているとどうしても、やりずらく曲がってしまうので、頭に対して45度の位置に座り肘が抜けるような姿勢でポジションを取ると綺麗にきまします。

そしてもう1つ重要なことは
頭の丸みに惑わされない
ということです

骨格に惑わされないように直線的に動くことが大事です。
縦のラインでも、同じです。
骨格の丸みに沿わず、まっすぐおろせることが後々に重要になります。

正しい姿勢と、正しいコーミングがあってこそ、アンダー、ミドル、トップ、オーバーセクションなどの意識した練習ができるようになるかと思います。

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