王道スタイル【125時間目】

125日目の王道スタイルです。
施術前
寝癖くんで登場してくれました。
王道なパートスタイルにしたいと思います。
渋いですねー
このカット。
実際切っているのは、刈り上げ部分だけで
トップの毛はほとんど整える程度です。
この変化だとだいぶ変わったように見えるかもしれませんが、結局メンズカットは二分割で考えるとシンプルにできます。

どんな土台
何が乗るか
今までも二つに分けて考えるメンズスタイルとして色々書いてきましたが、これができるとだいぶスタイル提案に幅が増えてきます。

最近思う記事だと84日目で書いています。

それに一つ加えるとすると、グラデーションのデザインです。
刈り上げのバリカン、ハサミの抜けかたでスタイルに変化をつけれます。
僕が作るほとんどのスタイルは①か②です。
③はほとんどやりません。
僕はあまり好きではないです。

結構ダサい刈り上げのスタイルに多いのが③です。
骨格に添いすぎてカットしてしまうと結局トップの毛が重なってくるのでパカパカ浮く原因になります。
2ブロックラインを起点として考えた時に、2ブロックラインは骨格の切り替わりでもあります。
赤い線を起点として下は、毛穴から生えてくる毛が下向きに。
それに対して上は上向きに生えていることが多いです。

この時に頭の丸みに沿わせてカットするようなことをすると、上向きの毛まで刈り込んでしまったり、下の毛で支える毛がないのでパカパカうく原因となるのです。

骨格に沿わせず、グラデーションを作ることによって、毛のハネなど、クセなど活かしながらスタイルが作れます。



こうすることによって、髪の毛が硬い日本人特有の毛質でもしっかり収めることができます。

ぜひ試してみてください。

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