121日目。
外ハネレイヤーです。
切りっぱなしからの顔周りレイヤースタイルです。
今回のお客様は山形から来てくれました。
カット履歴は違う美容室。
同じ外ハネのような感じでオーダーしたみたいなのですが…
すっかすかにセニングを入れられていました。
切りっぱなしや、外ハネスタイルは均一な量感が大事だとは思うのですが、すけばいいだけではありません。
場所も大事だと思います。
青矢印はトップ
黄色は緑
赤はアンダー部分から生える毛です。
赤い枠内の重さが気になるときに、赤い枠内の毛をセニングで量を取ろうとするとスカスカになるのです。
僕はセニングは最後の最後で使います。
又は
セニングを入れたことによって出る雰囲気を作りたいときに使います
セニング=量を取る
とは別に、セニングを入れたことによってしか出せない毛先の雰囲気はあると思います。
それを作りたいときに使います。
基本的に、重さなどはブラントで根本的な解決につながるカットができます。
この厚みを取るときには、なんの毛がそこに集まってきているのかを考えると良いです。
もちろんトップの毛が毛先が乗ってくるだけですし、全体に雰囲気を作り出す毛なのでノータッチでいきます。
ミドル部分が図にようにレイヤーになるようにカットしてあげて、首回りは青矢印のように毛流が矢印の方向に向いていたり、様々です。
矢印が向きあいぶつかる場所は量がたまりやすいのでそこにレイヤーを入れてあげます。
このようにミドルとアンダー部分でどういう毛が重なり、重さを作ってるのかを考えるとセニングを使う前の段階で厚みが減って仕上がりのスタイル綺麗にしてくれます。
ぜひ試してみてください。
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