111日目はウエーブスタイルです。
今回のお客様は伸ばしかけさん。
以前のブログでリペアカットと称して出てもらったお客様です。
あれから数ヶ月だいぶロン毛で来てくれました。
もう少しで結べるのでパーマをかけたい。との事で来てくれました。
もちろんパーマはカットが土台となるのでしっかりカットで形を作った上で、パーマをかけていきます。
骨格で分けるカットをしているので、パーマも骨格で分けますし。
カットと同様に効果をイメージしてかけていきます。
今回の場合だと
こちらです。
ややこしいわーこんなん
って思う方にシンプルにしましょう
アンダー、ミドル、トップで分けた時、襟足などに当たるアンダーの部分は髪の毛が強くかかりずらいことが多いです。
そして今回のスタイルの場合、この部分は「隠れます」
キャップなどかぶった時に雰囲気が出る部分もここですね。
なので
ここは
弱いとダサい
です。
パーマがだれれば帽子かぶった時にピローんと出ますし、耳にかけても間延びします。
ここはギュッと締まってくれていた方がスタイル的にもカッコいいかと思います。
つづいて二番ミドル部分です。
ここはスタイルのボリュームゾーンに当たるところなので、細いもの使って巻いたりしても、ぼわーっと広がるだけなので、髪の毛の長さに対してのロッドで決めていきます。
ここで考えているのは、さっき巻いたアンダーのパーマとミドルは【別物】です
スタイル的なつながりという意味では繋がっていた方がいいですか、パーマをかけるにあたっての効果を考える意味では別物です。
カットで切り分けていたら尚更です。
今回は耳したで切り分けているので、パーマのつながりとかは考えていません。
ミドルセンター部分は骨格的につぶれやすいタイプの人だったので少し小さいもので巻き込み、骨格カバーをしました。
黄色い丸で囲んだ部分はハチ周りになります。
ここは巻き込むことによって嫌なボリュームをだすゾーンになりますし、ボリュームの雰囲気はミドル、
全体のパーマイメージは最後にかけるトップ部分で雰囲気を出すので、このハチの毛は緩く髪の毛がうねうねしてればおっけいってことで巻き込まずで終了です。
先ほどの理由から順序的にはアンダー、ミドル、トップ巻いて。最後ハチ周りを巻きました。
そしてトップ部分はパーパス巻きで巻き込んでいきます。
最後のポイントが、青く囲った部分
ここだけなぜ細く巻いてるかというと、つむじ周りなどはもう毛流が強く割れやすいのと、ここを巻き込むことによって後頭部の凹みをカバーするためです。
ちなみにカットもこの部分だけ個別でレイヤーが入っています。
なのでここだけ細く巻いていいのです。
以上のポイントを踏まえ、巻き上げていくと
こんな風にもしゃっとだれないスタイルが作れます。
骨格で分けるパーマスタイル是非参考にしてみてください。
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