お客様スタイルから。
今回のばっさりさんは、顎ラインでの前下がりのひし形シルエットショートボブです。
以前のブログでは
外ハネさせるにはネープの毛の長さも重要ですよっていう話を書きました。
今回の前下がりのショートもそれとも同じように
全体でのイメージの長さ設定とほかに、ネープでの動きが出せる最低限の長さ設定が必要です。
毛流れを残しつつ短く切る
ということができる長さ設定です。
この状態から
どこまで想像できるかも大事ですが、ネープのその長さ設定こそ、全体のバランス決めちゃうよってくらい大事かと思います。
緩めの前下がりで少しボブ寄りにしたカットラインで作ったショート。
ここでもう一つのポイントは後頭部の丸みです。
骨格の問題で、ペタッとしてふわっとした雰囲気が出せないかたもいると思います。
パーマをするにしても、アイロンでスタイリングするにしてもカットがベースになるので、ここでしっかり形が作れるとスタイリングが楽になります。
ここで使うもの骨格に対して入れる個別のレイヤーです。
ハチ上、トップ部分の毛がふわっとした質感などをだし、ミドルがボリューム、という感じで作られていて、潰れやすい人というのはトップ部分後ろが潰れていたりします。
つむじ付近の毛は放射線状に広がるため、ここにレイヤーをいれて短い毛を一部分作ることによって、馴染みの良い個別にレイヤーが作れます。
そうすると真後ろから見た時にのっぺりとしたスタイルに動きが加わって、ウエイトが少し上がるような見た目になります。
ただこの部分は骨格の角度の切り替わりが横にも縦にも激しい部分なので、切り口がまっすぐ出てしまうということがありません。
アクセントとして、スタイルに馴染みます。
絶壁気味の方や、動きが欲しい方におすすめなこの個別レイヤー。
カットだけでももちろん良いのですが
パーマの時にもこのつむじ周り三角形部分だけを一つ小さいロッドで巻き込んだりすると、メリハリがついて、周りと差がつくスタイルが作れます。
つむじ周りに入れる個別の隠しレイヤー
是非試してみてください。
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