2ブロックで分けて考えるメンズカット【 84時間目】

2ブロックで分けて考える、メンズカット。
今回もお客様カット。

今回はあえての超ビジネスマンカットにしてみました。
10mmからのグラデーションでベースできわは6mmです。

施術前
元々伸びきっていて、髪質は柔らかめ。
地肌が透けやすくもみあげはうすい男性です。

いつも色々髪型を変えるんですが、職業柄固めな仕事なので、あえてのお固めヘアーで
行ってみようと言うことで。
地肌が透けるか透けないかがポイントです。
すっきりした印象の中にも、しっかりバリカンでのグラデーション。
そしてみつえりなどの骨格の凹みによる刈り上げのムラを無くすように6mm、4、5mmと使っていくのがポイントです。

このスタイルもまた、ベースを2ブロックで分けとって、前髪を別で考え、作り込んでいるスタイルなのですが、同じようなシチサンスタイルでもなぜサイドやバックスタイルがここまで馴染むかと言うと、2ブロックラインで分けた下の部分の長さ設定。です。

綺麗につなげようと頑張って切ったわけでもないです。
この下部分を
「ナチュラルに見えるように切っている」
もしくは
「相見言える長さ設定で作っている」
のがポイントです。

そのベース(土台)の上に何が(トップの毛がどういう状態か)で乗ってくるかというのが大事だと考えていますし、それで見れるようになると、色んなスタイルがとても簡単の見えてきます。

一つの選択肢として2ブロックで分けて考えるスタイル。

おすすめです。

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