上だけ残すメンズカット。
2ブロックで分けて考えるメンズカットとおなじですが、どこを残してどこを切るか。
っていう感じのテーマです。
ビジネスマンの彼ですが、少しトップは伸ばしたいとのこと。
その時、カットする前にしっかりと残す場所を作るのが大事だと考えています。
毎度のごとく、2ブロックラインをベースに考えると、ビジネスに合うシチサンスタイルもいい感じに作れます。
骨格の切り替わりできるので、上に向く毛をきらずに、なじませて切ることができます。
そして、シチサンやパートスタイルなどで重要なのは「前髪」だと考えています。
この前髪を残して周りを切れると、長い印象のままスッキリしたスタイルが作れることになります。
パートラインで分けるように前髪をわけて
その下の2ブロックラインは、6mmからのウエイト低めの刈り上げでグラデーションを作っていきます。
もみあげや、耳周り、みつえりなどの部分は3mmで骨格の凹みの影響で長さが残ってしまうのを防ぎます。
前髪の長さを切らずにでも、分けとって残ったトップ部分を収まるようにカットすれば、セットした時のもったり感などがすっきり取れます。
大真面目に全部切らなきゃと、前髪も含めてしまうとどうしても厚みが出る部分などがあり、キマるスタイルになりずらい場合があります。
ナチュラルに仕上げる場合ではありの時もありますが、しっかりセットで決めたい時は残す場所、切る場所をしっかり区別し、わけとる必要があります。
そしてウエイト低めのグラデーション部分に残った前髪が来ることによって、パカパカと浮かない、スタイルができあがります。
ぜひ試してみてください。
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