men's style【9時間目】

今回はmen'sclipperstyleです。
定番化してきている外国バーバースタイル。
僕もとっても大好きですし、たくさんのお店の方からインスピレーションを受けたり
技術などは普段のサロンワークに活かしています。
blind barberというブルックリンにあるサロンが好きで、死ぬほど動画みまくって一時停止して、手の形真似るとこから始めました。笑
結果、ロブというトップバーバーの技術を生で見れるところまでいけました。
SNSってすごい。笑
名前を出していいのかわかりませんが、僕のお友達がいるあの2つの有名バーバーも、大阪にあるあの店も、とっても好きです。
今回は、床屋好きな美容師として、似てそうで似てない2つのスタイルを僕なりに解釈して、まずは、
トップの毛の役割的な話をしようかと思います。
今回伝えたい事は、
骨格の切り替わりで考える
ということです。

どちらもパートライン(赤線でわけています)
そして刈り上げのゴールをウエイト高めの2ブロックラインで作り(黄色線)土台を作っていきます。
今回はどちらも日本人特有のハチ部分(赤線と黄色線の間)の出っ張りをカバーしたいので、グラデーションで作ることによって骨格に馴染むスタイルになると考えています。

赤丸部分は盆の窪を表しています。
ここを越えるか、越えないか。でもスタイルの幅出せます。
結局こうしてみると刈り上げ部分(こめかみより下の骨格切り替わり部分)は同じだと言えます。
では何が違うのか。
それはトップの毛です。
短い、長いはわかるかと思いますが、上に写真は前髪、トップを長めに残している(黄色丸)に対し、下のスタイルは短く、そしてパートラインからバング(黄色丸)を避けて前下がりに引き出してカット(青矢印)することによって、タイトで、毛流れが前方向に流れるスタイルができます。(このお客様は直毛です)

僕の中で骨格の切り替わり部分はとても重要で、この場所を押さえておくとスタイルに幅が一気に加速することかと思います。
それはハチの張りを気にしたり、多毛、くせっけ、直毛。。。すべての人に対応できます。

men'sstyleの場合は骨格の切り替わり部分(簡単に言うと刈り上げるところとトップ)で2分割にすることによって、
下の土台に対しどううトップの毛が乗ってきているのか。
ということでスタイルを作っていくと万人に当てはめられ迷いなく切りすすめることができると思います。

皆さんも、今一度、スタイルの捉え方を確認してみてください。
2分割で考える
使えると思います。


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