164日目。
場所を銀座にうつしさらにさらにバージョンアップして始めます!
な、ブログです。
今回も
#二つに分けて考えるメンズスタイル
いきましょう。
施術前。
完成形がこちらです。
いい感じにトップが残って渋めでグッドですね。
さて。これも恒例のパッカーンと分けちゃいましょう。
こんな感じで。
パートラインで分け、トップは残します。
そしてロウフェイド気味にウエイトを取ります。
この時に黄色車線部分はとても張りやすい毛達がいます。
特に今回のお客様の場合だと、直毛でハチがしっかりしているので、より張りやすいです。
「横広がるんで切りますねぇー」
なんてやっていると、痛い目見ます。
こういう髪型や、長さの時に一番忘れて欲しくないのは
テーマです。
物事はなんでもテーマが大事です。
僕の場合毎回毎回カット前にテーマを決めます。
そしてそれを伝え共有します。
今回だとトップ伸ばすわけですから
テーマは
「伸ばしているけど、しっかりセットのできる髪型にしよう!」
と
決めます。
そしてそれを
「今回はトップ伸ばしていきたいとのことなんで、ここは残していきますね。
ただ、そのまま残すだけだと重くなりすぎるし、◯◯君の場合は張りやすいので、短く切りすぎても数週間後に張っちゃうんです。なんで、ウエイトって言って全体のバランスを少し下めに設定して刈り上げるとめちゃ渋くてカッコいい感じのなるんで、それで今回カットしますね。」
てな感じで。
でもこれって何も特別なことではなく、みんなが普段やってることなんですよね。
でもある時やらなくなるんですよ。
お客様との暦が長くなると。
丁寧な美容師さん、売れてる美容師、うまい焼肉や、かっこいいバーテンダーさん。
僕がいろんな人に出会って
いいなーと思う共通点はみんな「これ」があります。
こうすることによって
今からの楽しみを与えて、安心感もでますよね。
美容歴10年越えた今だからこそ、今僕自身で見直しているところでもあります。
話はそれましたが、
10mmでゴールつくります。
そして、この決めたゴールの中でグラデーションを作っていきます。
↓
↓
こんな感じで。
トップ毛の落ちてくる位置とウエイトがいい感じに重なると
ナチュラルさが出せます。
逆にしっかり刈り上げ感を出したければ、ウエイトを高くすれば、髪の長さを短くしなくてもさっぱり感が出せます。
仕事柄これくらいのさっぱり具合が彼には似合っていたので、この感じにしました。
骨格で切り分けることによって
カットプロセスの展開がシンプルで幅が広がる。
そして、頭の中でテーマ、チャンプター化して整理。
それをお客さまの伝える。
共有できることによって、次の来店に繋がるし、自分に切ってもらう価値が生まれます。
たっっっっっっっっくさん美容師がいる中で
自分を選んでくれてきてくれてると思うと、説明したくてウズウズしちゃうのは僕だけでしょうか。笑
周りがやってないから
やらないのはダサいです!
是非試してみてください。
5/23〜
Gotoday シェアサロンの銀座店にて
フリーランスとして活動しています。
ご予約はこのサイトメニュー欄から
「予約」
から直接できます。
よろしくお願いします。
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