130日目は外ハネスタイルです。
定番になりつつあるこのスタイルも
少しの工夫で大きな変化になります。
それは効果的なカット
場所によってどういう効果があるのかというのを理解して切るのが大事かと思います。
切りっぱなしだから、ただまっすぐ切るのではなく
切りっぱなしのイメージを作る毛はどこか
という考え方で切ると
重さの中に動きが出せるかと思います。
もちろん
骨格を三分割で切り分けるのはベースになります。
三分割したアンダー部分をフリーハンドで切っていきます。
この部分を「落ち位置」でカットできることによってアウトラインの切りっぱなし感がでます。
それに対して顔まわりを切り込みレイヤーを入れることによって「動き」がでます。
顔まわりのレイヤーで大事なところは
アウトラインを崩さない
ということです。
内巻きでも外ハネでも、アウトラインが重要です。
イヤツーで分けて前引き出して切ろう
なんて考えてとりあえず切っていると、スタイルが崩れます。
僕がカットしている黄色い部分と
イヤツーで分けている赤の部分では仕上がりはまったく違うものになります。
この部分で大事なのは毛流れです。
顔まわりの骨格の凹み部分は、黄色矢印の様に前に向かって生えています。
簡単に言うとその部分にレイヤーを入れていくイメージです。
赤矢印の様に、サイドに流れようとしている毛流部分の毛も切ってしまうと、耳したから前上がりに切り上がりカットラインになり、懐かしいスタイルになってしまいます。
切りっぱなし、外ハネスタイルの肝は顔まわり。
毛流を読んで、カットラインを崩さず、切ってみてください。
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