66日目です。
今回は以前も登場してくれた。
脱サラお笑い甲子園芸人の豚骨ホームラン、笠川君です。
いつもアタッチメントなしのフェイドスタイルでトップ残して決めていたのですが
とある日1000円カットに行き、おもいっきり日本人の名前の外人の人にカットされ、泣く泣く坊主になったそうです。
そこから数ヶ月。
アタッチメントなしで坊主にされた頭は
これは…
完全に坊主です。
坊主すぎて笑えない坊主でした。
「治してください」
とのことで昔に戻そう!
ってことで。
こんな時こそ、骨格分けで切り分けるスタイルがあるとシンプルに手早く切っていくことができます。
トップを残して。
そのトップは
どこまでを残しますか?
ってことですよね。
その時、まずベースとして2ブロックラインを起点(骨格に切り替わり)で考えていきます。
昔の写真を見てみましょう
この時の彼に戻したいのです。
今の状態から戻すには
- トップの長さ
- ハチ周りの長さ
が必要になります。
今は坊主段階なのでトップは変えませんが
このままトップだけ残してしまうと、ハチが張ったヘンテコスタイルになります。
その時にパートラインで分けて切ることができるととてもメリハリのついた、ハチがしまった綺麗なスタイルになります。
ハチが張るからといってそのまま出てるとこを刈り上げると、結局トップの毛も混じってきて、伸ばしたいスタイルに近道でいけません。
その時にパートラインから上の毛は別モニタとして扱って、2ブロックラインで作った刈り上げからパートラインまでをつなげる感じ(切り込む)感じで作ることによって、トップの毛を残したまま、スッキリとしたスタイルを作ることができます。
残すとこは残す。
切るとこは切る。
そのためにも骨格で分けて見れる目をしっかり持つと、シンプルな仕事ができ、理想のスタイルに近づく近道となるかと思います。
そして隠し味的存在なのですが、左側前部分だけ少し詰めてます。
ここをハサミで軽く繋げるようにハサミをいれていくと、スタイリングのとき毛流れが生まれて、素の野暮ったい坊主感がなくなります。
やりすぎると奇抜になるので、隠し味的ニュアンスでやりましょう。
次回はきっと昔に戻れることでしょう。
参考にしてみてください。
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